2020年2月の記事一覧

乾物は、食品をむだなく保存するために乾燥させたものです。食品を乾燥させることで、水分がぬけ、生のままより長期間保存することができるようになります。また、太陽を浴びて乾燥させることで、味が濃くなり、栄養価も高くなります。

乾物の歴史は古く万葉集にも登場します。古来から長旅の食糧として食べられていました。現在は、野菜やくだもの、魚介類、肉類などいろいろな乾物が作られています。

　今日は、混ぜごはんの具にかんぴょうとしいたけを、豆乳汁に高野豆腐を使いました。

大根は日本で一番食べられている野菜です。野菜売り場でよく見かけるのは、根の上の方が緑色になっている「青首大根」という品種です。品種によってさまざまな大きさ、形、色があります。アメリカやヨーロッパでは、大根と言うと小さくて丸いラディッシュぐらいですが、日本には２００種類もあると言われています。

　大根は一年中栽培されていますが、春から夏の大根はやや辛みが強く、秋から冬の大根は甘みが増しています。

　今日は、野菜のポトフに厚切りにした大根を入れました。

韓国のキムチは、世界五大健康食品のひとつと言われるほど優れた健康食品です。植物性の乳酸菌を含む発酵食品で、植物性の乳酸菌は、ヨーグルトなどの動物性の乳酸菌よりも丈夫で、より生きたまま腸に届きます。

キムチの本場韓国では、発酵していないものはキムチと名乗ることはできませんが、日本では、キムチ風味の調味料に野菜を浸した商品もキムチとして売ることができます。

今日は、発酵した国産のキムチと、豚肉、キャベツを炒めた豚キムチです。ごはんにのせて豚キムチ丼にしてもおいしく食べられます。
麦ごはん　牛乳　春巻き　豚キムチ　中華風コーンスープ　825㎉

味噌カツは「名古屋めし」と呼ばれるもののひとつで、名古屋周辺の飲食店で食べることができます。

味噌は、八丁味噌などの豆味噌をベースに、カツオのだし汁、砂糖などの調味料を加えて作ります。店によって味噌ダレの味はさまざまです。この味噌ダレをトンカツにかけたものが味噌カツです。ひとつのおかずとして食べたり、カツ丼やカツサンドにして食べたりします。味噌ダレは、東海地方を中心に販売されておりおでんにも用いられています。

今日は、ヒレカツを使った味噌カツにしました。

ごはん　牛乳　味噌カツ　ほうれん草のナムル　磯香汁　796㎉

白菜は、葉が重なり合って球のようになる縦長の野菜で、葉の外側は緑色をしていますが、内側は黄色になっていきます。

白菜は、霜に当たると甘みが増しておいしくなります。生のままではシャキシャキした歯ざわりがあります。煮込むとやわらかくなり、鍋の具の定番となっているほか、煮物・汁物・炒め物・漬物などに使われます。

日本では、加熱して用いることが多い白菜ですが、アメリカではおもにサラダ用として広まっています。

今日は、白菜を入れたクリームシチューにしました。しっかり煮込んだ白菜は、トロッとやわらかく甘くなります。

食パン 粒みかんジャム　牛乳　アンサンブルエッグ
花野菜サラダ　白菜とミートボールのクリームシチュー　766㎉

日本でも、中華料理の定番メニューとして知られているバンバンジーは、蒸した鶏のむね肉やささみなどを使ってサラダ風に仕上げた料理です。シンプルな食材を使っているので、かけるタレによって味の印象が変わる料理です。

「棒棒鶏」という棒の字が入った名前がついたのは、もともと中国で、蒸してかたくなった鶏肉を棒でたたいてやわらかくしていたからと言われています。

今日は、鶏のささみともやし、きゅうり、キャベツなどの野菜が入ったバンバンジーサラダです。ごま風味のまろやかなドレッシングで和えました。
麦ごはん　牛乳　ポーク焼売　バンバンジーサラダ　マーボー豆腐
853㎉